馬英九・総統がトランジット先の米国で礼を尽くした待遇を受けている。馬英九・総統は13日午前、代表団を率いて、中米に位置する友好国、グアテマラとベリーズ訪問に出発した。馬・総統の総統任期中最後の外遊となる。
馬・総統はまず米国のヒューストンでトランジット、現地時間の13日午後には、米国の対台湾窓口機関・AIT米国在台湾協会のレイモンド・バッガード理事長、並びに現地の政界要人が付き添う中、台湾プラスチックのヒューストン工場を参観した。随行している外交部の林永楽・部長によると、台湾プラスチックは台湾企業のうち対米投資の規模が最も大きい企業。米国側が台湾との経済貿易関係強化を望んでいるのに応じて台湾プラスチックは投資額を拡大、実際にその効果も得ているという。
林・外交部長は、今回の訪問では米国の下院議員、現地の市長らの歓迎を受けるなど、馬・総統の一時滞在に対する米国側の重視のほどが見て取れると述べた。馬・総統が最近、南シナ海の太平島を視察したことに米国側は不満で、今回のトランジットでは待遇が劣るのではと懸念する見方があったが、馬・総統は「これまで最もより良いのでは?」と述べて、待遇面での問題を否定した。馬・総統によると、ヒューストンでのトランジットは中華民国が求めたもの。馬・総統は、これまで米国西海岸、東部のいずれも訪れたので、まだ来たことのない南部でのトランジットを望んだと説明した。
馬英九・総統が訪問するのはグアテマラとベリーズの2カ国ながら、セントルシア、セントビンセントグレナディーン、セントクリストファーネービスの首相がベリーズまでやってきて、馬・総統と会談するなど、馬・総統は今回の外遊で、中米10カ国の国家元首、首相、政界要人と交流するということ。