最大野党、民進党の次期党首選挙に向けての公開討論会が18日午後行われた。次期党首選への立候補を表明した、蔡英文・女史はもう一人の候補者、郭泰麟氏とテレビを通じて政見を述べた。
蔡英文・女史は、政見を発表する前、まず来場者に、「食事を済ませたか」と聞いて挨拶した。世界最大の電子製品の受託生産メーカー、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘・董事長は8日、メディアの単独インタビューの中で、「民主はGDPに何の役にも立たない」、「民主はご飯代わりになることができるか(民主は満腹感を与えることができるか)」と言って、中国大陸とのサービス貿易協定に反対する、学生運動の支持者を批判した。最近、台湾では、「民主はご飯代わりになることができるかどうか」について議論が交わされている。
蔡英文・女史は、これは台湾の民主の本質であると指摘、このようなことにぴったりの言い方があると述べた。その言い方とは、「民主は空気のようだ。空気はご飯代わりになることができないが、空気がなかったら、ご飯も食べなくていい。」
蔡・女史は、「この社会の、民進党に対する期待に変化が生じた。国民は、民進党が信頼できる政党になってほしい。台湾を次の世代の挑戦に導くよう希望している。」と述べ、「現段階の急務は、国民の民進党に対する信頼を取り戻すことだ」と指摘した。今後の課題について、蔡・女史は、「若年層の支持を取り付け、さらなる開放と包容力を示し、公民社会を民進党に近づかせ、民進党は社会に歩み寄る」とあげている。