2月の消費者物価指数が過去3年で最も大きく上昇した。行政院主計総処は8日、2月の消費者物価指数(CPI)を発表した。2月のCPIは前年同月比で2.40%上昇、過去36ヶ月で最大の上昇率となった。主な原因は、野菜、果物、家電、水産物の値上がりで、特に食品の値上がり率は8.45%と、過去42ヶ月で最大となった。野菜は80.70%、果物は14.51%の値上がりとなっている。
主計総処は、野菜などの値上がりは主に1月の寒害の影響が続いたためで、供給が減る中、価格が上昇、さらに旧正月で需要が拡大したことも値上がりに拍車をかけたと説明した。
野菜、果物、エネルギー価格を除いたいわゆるコア指数は0.82%の上昇にとどまり、主計総処では、物価は依然として安定していると判断する一方、価格の上下動が激しいことから消費者にとっては値上がりの印象が強く、また、低所得世帯の家計は圧迫されているとの見方を示した。
一方、卸売物価指数(WPI)は前年同月比で4.79%の下落で、18ヶ月連続の低下だった。主計総処では、川上の業者の仕入れ価格である輸入物価指数が台湾元建てで前年同月比6.55%の下落、為替変動の要素を除くと米ドル建てで11.56%の下落となっており、主に鉱産品、卑金属、及びその製品類、並びに化学、そして化学関連の工業製品の価格低下が原因だと分析している。