台湾北部で「大台北」地区と呼ばれる台北市、新北市、基隆市のタクシーのうち、3割はいまだに新たなタクシーメーターに取り換えられていないことがわかった。台北市、新北市、基隆市では昨年10月に運賃が引き上げられた。それに伴い、経済部標準検験局は9月より、新たなタクシーメーターへの更新作業を始めた。
標準検験局が8日に明らかにしたところによると、台北市、新北市、基隆市のタクシー合計5万7000台のうち、これまでに新たなメーターの検定を終えたのは約3万8000台で、7割近くに新たなメーターが導入された。3割は未更新。原因は一部の業者が、政府の補助政策の動向を今も見守っていることだと考えられる。
新たなメーターでは、値上げ後の新たな運賃で表示される他、夜間料金もメーターの表示に反映される。また、レシートもプリントされる。これに対して、従来のメーターで営業している場合は、値上げ後の料金との対照表に基づいて乗客に運賃を請求する形をとっている他、領収書は運転手の手書きとなる。
標準検験局の劉明忠・局長は、メーターをまだ取り換えていないタクシー運転手に対し、できる限り早く新たなメーターを取り付けて、標準検験局で検定を受けるよう呼びかけている。