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南シナ海「仲裁」、台湾の主張に言及

  • 03 March, 2016
  • Editor
南シナ海「仲裁」、台湾の主張に言及
馬・総統の太平島視察は正しい

南シナ海の主権に関する「仲裁」で、馬英九・総統の主張に言及されたことが注目されている。フィリピンが中国大陸を相手取り、南シナ海の領有権に関する「仲裁」を国際常設仲裁裁判所に申し入れており、同裁判所は今年、判断を下すとされている。中華民国台湾は南シナ海での主権を有するものの、この「仲裁」に参与することは認められていない。

国立台湾師範大学政治学研究所の教授兼中華民国海洋業務及び政策協会の秘書長の王冠雄氏はこのほど、この「仲裁」における最新の動きで、台湾の主張が取り上げられたと明らかにした。

それによると、この「仲裁」では最近、フィリピンと中国大陸に二つのことについて説明を求めた。一つは中国大陸が主張する、南シナ海を囲い込むような境界の「九段線」についての補充説明があるかどうか。もう一つは、先ごろ馬英九・総統が太平島を視察して行った談話内容に関するもので、馬・総統が太平島は島嶼としての要件を満たしていると主張したことに対する説明。

王冠雄・教授は、台湾が実効支配する太平島に関する情報を自ら公開して南シナ海での主権を守る決意を具体的に示し、皆に太平島の権利は台湾に属すると知らせようとしているのだとして、馬・総統の太平島視察は中華民国にとって大きな意義があることになると強調した。

王・教授は、国家元首が自らの領土の建設状況を視察したことの意義は最も力強く、科学者や外国の学者が行くよりずっと強い意味合いを持っており、それは全世界に太平島が中華民国固有の領土であり、岩礁ではなく、れっきとした島であることを示したことだと述べた。王・教授はさらに、馬・総統のこの時の談話で、南シナ海平和イニシアチブから派生したロードマップを提示したことは、中華民国が担える役割について世界にはっきり説明したことになると評価した。

王・教授は、南シナ海の問題は当面解決の道は見つからないだろうが、その過程において中華民国は台湾の声をなんとか伝えようとしていると指摘、一部の人は馬英九・総統の太平島視察を批判したが、仲裁裁判所の動きから、馬・総統の視察は正しいものだったことがわかると述べた。

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