先ごろの地震による深い悲しみを乗り越え、台南市での「台湾国際らん展」が予定通り行われる。台湾南部・台南市では先ごろの地震で100人を超える犠牲者が出るなど、深い悲しみに包まれたが、花卉農家が早くから準備してきた、「台湾国際らん展」は予定通り、3月12日から21日まで、台南市に位置する台湾らんバイオテクノロジーパークで開催される。
「台湾国際らん展」は今年で12年目。中央政府と地方自治体が協力して、台湾のらん産業の海外進出を後押ししてきたことで、今では世界三大らん展の一つとされている。行政院農業委員会は25日、今年は台湾で栽培されるらんを世界に売り込むため、魅力あふれるパビリオンを複数設けると明らかにした。展示スペースは6000坪に及び、世界30カ国あまりからも花が展示される。
行政院農業委員会農糧署の蘇茂祥・主任秘書は、「今年展示される場所は台南市の後壁区だ。地震による建物の損壊などはなかった。花々を展示することで国民に幸せな気分をもたらしたい」と話している。
今年の干支が猿であることから、今年は特別にエクアドルから、珍しい「猿の顔に似た」らん、ドラクラ属の花が複数展示される。この花の中国語名を台湾最大の方言、台湾語で読むと、「幸せの運命の人」という意味になることもあり、主催者は、入場者は今年1年、平安で幸福な運命をつかむことができるとアピールしている。