台湾のホンハイ(鴻海)精密工業の日本のシャープに対する出資がほぼ決まった。同社は世界最大の電子機器受託生産会社。ブルームバーグ社は25日、台湾のホンハイ精密工業が日本のシャープに提案していた出資計画について、日本の林幹雄経産相が、シャープは受け入れることになると認めたと報じた。林経産相は、日本の産業革新機構の投資計画も優れていたが、シャープの決めることだと述べたという。
日本の日本経済新聞は25日、シャープはホンハイ精密工業グループからの7000億円の出資を受け入れることに決定したと報じた。シャープは午後、ホームページで、ホンハイ精密工業はシャープのブランド継続、シャープの独立した経営、社員の雇用維持、技術の流出防止を約束していると説明。
財政部の張盛和・部長は25日、報道陣に対し、「歓迎する。台湾の産業界にプラスに働くと思う。シャープはノウハウを持っている」と話した。経済部の鄧振中・部長も25日午後、「この計画が実現したなら、台湾の企業が世界に踏み出す大きな例になる。そして成功したならば、ホンハイ精密工業の生産、ブランド、市場、技術にとっていずれも大きな助けとなろう」と述べた。
経済部工業局の游振偉・主任秘書は、シャープのハイエンドの液晶パネル技術が導入されることで、他の企業との間で競争が生まれ、全体的な技術のレベルアップにつながると期待した。
ホンハイ精密工業から投資の審査申請が提出されれば経済部投資審議委員会が1ヶ月から2ヶ月かけて審査する。そして許可されれば、台湾企業の外国企業買収として最大のケースになるということ。