台湾の人と結婚して台湾に移り住んだベトナムの人たちが、ベトナムにおける台湾企業に被害をもたらさないよう呼びかけた。台湾中南部・雲林県に住む、ベトナム人配偶者10数人が16日、立法院で記者会見を開いた。司会を務めた、野党・民進党の立法委員によると、これらの人はベトナムでの事件が自分たちと台湾の人たちとの関係に影響することを心配している。
ベトナム人配偶者の、陳怡蓁さんは、ベトナムの人たちによる中国大陸への抗議運動が台湾企業に被害をもたらしたことがつらく、台湾に住む8万9000人のベトナム人配偶者の声を伝えたいとし、「台湾は中国人じゃない。ベトナムの同胞たちに伝えたい。冷静になってほしい。一時的な感情で、台湾企業を傷つけてはいけない」と話した。
また、阮理厚さんは、自分はベトナム人だが台湾の人でもあるとし、ベトナムの同胞たちが、台湾の人たちを中国人と間違えていることをとてもつらく感じるとしている。阮さんは、「自分たちは台湾に住んでいる。台湾は善良でやさしいところだ。台湾の人たちに世話になり、うれしく感じている。だから、ベトナムの同胞たちも台湾の企業に同じような気持ちで接してほしい」と話した。