日本で1931年に行われた甲子園大会(全国中等学校優勝野球大会)で、台湾の嘉義農林が準優勝したことを示す盾と、この大会の2回戦で、呉明捷・投手が神奈川商工を完封したときのウイニングボールが、台湾中南部・嘉義市によって市の「一般古物」(文化財)に指定されることになった。
この盾は、その後第二次世界大戦で遺失していたが、嘉義農林の卒業生らの努力により、65年後の1996年に大会主催者である日本の朝日新聞社と高校野球連盟が改めて製作した準優勝盾が贈られた。
嘉義農林の活躍の歴史は『KANO』という映画となって今年公開、台湾で大ヒットしている。呉明捷・投手のウイニングボールは、この映画が封切られた際に、息子が嘉義市に寄付したもの。嘉義市では15日、これらのものに歴史的文化資産としての価値を与え、『KANO』の熱血精神に、より大きな文化的意義をもたらすため、準優勝の盾とウイニングボールを市の文化財に登録することを決定した。