馬英九・総統が総統を務めた過去8年間で、台湾観光は大きく発展した。今年の「観光節祝賀大会(観光の日を祝う大会)」が19日、台北市内のホテルで行われた。馬英九・総統はここであいさつし、2008年の総統就任後、台湾海峡をそれまでの戦場から平和の大通りに変えた他、入境手続きの簡素化やノービザ措置の提供で観光の発展に有利な環境を整えたと説明、それにより、台湾にやってくる旅行者は自身の総統就任前の延べ371万人から昨年は1043万人に増加、観光による外貨収入も2007年の台湾元1700億元から昨年は4400億元に達したと強調した。
馬・総統は、「来台旅行者1000万人突破は主に中国大陸住民による効果。中国大陸からの人たちの消費金額は少ない」という言い方に反論、中国大陸からの人たちは全体の4割に過ぎず、その消費力は日本からの旅行者と変わらないと説明した。
馬・総統はさらに、やってくる旅行者と人口の割合に触れ、「来台旅行者の数はわが国の人口の42%にあたる。これは世界26位で、31位の韓国、37位の日本、32位の米国を上回る」と述べた。
馬・総統は、過去8年間の観光産業の活発な成長は関連の産業にも発展をもたらしたとして、旅行業、飲食業、運輸業、百貨店などへの貢献を指摘。ホテル・旅館業は7年余りで3300億元あまりの投資を呼び込み、観光業に従事する人も2008年の10万人から90%増えて今では19万人こと。馬・総統はさらに、失業率は昨年過去15年で最も低い3.78%に改善されたとして、将来の政権も引き続き観光業の発展に取り組んでいくべきだと強調した。