総統府と最大野党・民進党による政権引継ぎのための初会合が開かれ、三つの結論に達した。今年1月に行われた総統選挙で民進党の候補、蔡英文・主席が当選したことで、5月20日には政権が交代する。
これに向けて政権の引継ぎが行われることになり、総統府と民進党の政権引継ぎチームは19日午前に一回目の会合を開いた。会合は非公開で約1時間半、終了後それぞれが記者会見を開いて会議の内容を説明した。
総統府の曽永権・秘書長によると、19日の会合では原則的な議題について意見交換した他、三つの結論に達した。三つの結論とはまず、政府側は連絡窓口のリストを提出しているので、新政権側が速やかに自らのリストを提出すること。この窓口を通じて今後、意思疎通が行われる。第二に、総統府、国家安全会議の引継ぎは関連の規定に合わせると共に双方の協議を経た上で進めること。第三に、行政院は5月20日の引継ぎ作業実施要綱草案を提出済みなので、新政権側が速やかに修正などに関する意見を提出すること。
曽永権・秘書長は、「双方で関連の議題と事柄について意見交換した。行政院は詳しいスケジュールを出し、相手側も意見を述べた。総統府と国家安全会議も口頭で説明をした。その後、細かく個別の意見が出し合い、三つの結論に達した」と話している。
総統府では引継ぎを「政権交代」部分と、「一般的な引継ぎ」部分に分けている。「政権交代」の部分は国璽の引継ぎなどとなる。また、総統府は新政権側に第14代総統就任式準備委員会を組織するよう要請、共同で5月20日の就任式、国賓を招いての晩餐会、貴賓への対応など細部にわたる準備と計画を進められるよう期待した。