馬英九・総統が、倒壊したマンションの欠陥を詳しく追及するとしている。今回の地震では、台湾南部・台南市で大きな被害が出ており、中でも大型のマンション「維冠大楼」が倒壊したことで、39人の死者が出ている他、今も100人以上が瓦礫の下に閉じ込められる深刻な事態となっている。
馬英九・総統は9日、中央災害対応センターで談話を発表、台湾全域で危険な建築物を調べ出し、補強することがこうした災害の再発を防ぐ最良の方法だとして、内政部に対し、各自治体と連絡してこの方向で改善に努めるよう求めたと明らかにした。
馬・総統はまた、倒壊したマンションが建てられた当時、工事に欠陥があったかどうかについてはすでに検察当局が調査に乗り出しているとし、必ず真相を明らかにすると強調した。馬・総統は、「検察官がすでに調査している。必ず調べ上げて真相を国民に伝える。そして今後は、それがどの自治体であるかにかかわらず、関連の検査と強化の面で、内政部が新たな計画を立てるよう命じた」と話した。
馬・総統は、地震は予知できないがそれによる災害は予防できると強調、関連の公務員は常に、やりのこしたことはないかと自分に問いかけて、安全性確保に努めるよう希望した。
また、馬・総統は、台南市の頼清徳・市長が、地震発生以来、不眠不休で被災者の捜索救助活動の陣頭指揮を執っていることについて、1999年の台湾大地震の際に台北市長だった自分は同様の体験をしており、頼・台南市長の気持ちがよくわかると述べ、頼・市長を完全に支持し、共に難関を乗り越えられるよう希望すると述べた。