国立故宮博物院の収蔵品が日本で展示される際、馬英九・総統の夫人、周美青・女史が代表団を率いて日本を訪問する可能性が高まっている。国立故宮博物院の収蔵品231点は6月から11月まで、日本で展示される。そのうち、故宮博物院の二大スターと呼ばれる、「翠玉白菜(玉の彫刻)」と肉形石(豚の角煮にそっくり)も含まれている。「翠玉白菜」は6月24日から7月7日まで、期間限定で東京国立博物館で、そして「肉形石」は、10月7日から10月20日まで九州国立博物館で展示される。
国立故宮博物院の馮明珠・院長は14日、立法院で故宮博物院の収蔵品の日本における特別展について報告を行った。与野党の立法委員は、馬・総統の夫人、周美青・女史が代表団を率いて共に日本を訪問するかどうかに高い関心を示した。
野党第一党・民進党の鄭麗君・立法委員(国会議員)は、故宮博物院は2003年、ドイツで展示を行った際、当時の総統夫人、呉淑珍・女史が代表団を率いて共にドイツを訪問した。周美青・女史はこのパターンに沿って、日本訪問を計画することができると提案した。これに対して馮明珠・院長は現在計画中と答えた。
馮明珠・院長によると、中華民国台湾はすでに日本と、今回の特別展に関するすべての宣伝資料に「国立故宮博物院」の名前を入れること、そして、展示に出される美術品が、その所有権を主張する中国大陸側に差し押さえられないようにする、「差し押さえ免除」という法律の保障を受けること、この二点について合意に達したという。
野党の国会議員は、国立故宮博物院の収蔵品が中国大陸で展示される場合、この二つの原則を堅持できるかどうかに疑問を示したが、馮明珠・院長は、この二つの条件をクリアしない限り、中国大陸での展示が不可能だと答えた。