中国大陸からの旅行者が初めて台湾でトランジットした。行政院大陸委員会の夏立言・主任委員は1日、中国大陸からの旅行者8人が1日、台湾にやってきてトランジット(乗り継ぎ)したと明らかにした。これまで中国大陸の人は台湾の空港で乗り継ぎし、第三地点に向かうことはできなかったが、中国大陸側が中国大陸の一部の都市に住む人に限ってこれを解禁した。
1日にトランジットしたのは、中国大陸の重慶、南昌、昆明から3便に分かれてやってきた8人。そのうち2人は中国大陸の航空会社の旅客機で台湾に到着すると、チャイナエアラインのフライトでタイのバンコクに向かった。3人はユニエアー(エバー航空の子会社)のフライトで台湾に来て、夜にチャイナエアラインの便でやはりバンコクに向かうという。そして残りの3人は中国大陸の航空会社の旅客機でやってくると、夜遅くにチャイナエアラインのフライトで米国ロサンゼルスに向かうことになっている。
台湾の対中国大陸窓口機関、海峡交流基金会と、中国大陸側・海峡両岸関係協会はこれについて、1日午前に最終的な確認をしていたということ。
なお、行政院大陸委員会の主任委員と、中国大陸側・中共国務院台湾事務弁公室の主任の間に設けられてホットラインが途絶えていることについて、大陸委員会の夏立言・主任委員は、ホットラインは緊急事態のためのものだとした上で、選挙後、中国大陸側と話したいと希望しているが、台湾の政局が不透明であるため両岸双方は別に適切な時間を選んで話すことで同意していると説明した。
夏・主任委員は、このホットラインは打ち合わせがあってからつなぐもので、普段から自由にかけられるものではないとして、「かけてはいるが相手が出ない」ということではないと強調した。