馬英九・総統が28日、初めて太平島を視察する。
総統府の陳以信・報道官は27日、馬・総統が28日、南シナ海・南沙諸島における最大の島、太平島を初めて視察し、16日の総統選挙で当選した最大野党・民進党の蔡英文・主席にも職員を派遣するよう要請したことを明らかにした。
陳・報道官は、「馬・総統は28日、我が国の領土である南沙諸島の太平島を視察し、現地に駐屯している関係者の労をねぎらう。外交部は既に関連の友好国に正式に通知したほか、総統府の曽永権・秘書長が馬・総統を代表する形で、民進党の蔡・主席に職員を派遣するよう要請した」と説明した。
陳・報道官は、「太平島は中華民国の固有の領土である。馬・総統は太平島の視察について、これまでも検討を続けてきた。陳水扁・元総統も任期内に視察を行った。専用機の座席数には限りがあるため、今回はメディアは同行せず、馬・総統は台湾に戻ってきてから、記者会見を開き、説明を行う」と述べた。
なお、外交部も27日、南シナ海の主権を重ねて主張するとともに、太平島が中華民国の領土であり、総統が現地を視察し、駐在関係者の労をねぎらうのは当たり前のことだと強調した。
昨年12月には、馬・総統が太平島を視察し主権を示すと共に、埠頭と灯台の供用開始セレモニーを主宰する予定が伝えられたが、アメリカ側の反対で断念。馬・総統の代わりに内政部の陳威仁・部長が太平島を訪問した。