強烈な寒波の威力が続いており、25日も体感温度の低い一日となった。過去10年で最も強い寒波が台湾全域を覆っており、25日の早朝、平地での最低気温は台北の北部の郊外、淡水で観測された。4.3度だった。中部以北及び北東部の宜蘭県の最低気温は5度程度、南部でも6度から7度となっている。東部の花蓮県と南東部の台東県では8度から9度まで下がった。
中央気象局によると、25日は昼から雲が徐々に減り、晴れるところもあるが、台湾北部と宜蘭県は一日中10度以下が続く。中南部と花蓮県、南東部の台東県では13度から15度まで戻る。体感温度が最も低いのは、北西部の苗栗県と離島の馬祖で零下4度。この寒波は26日より徐々に弱まり、北部と宜蘭県では気温が10度程度上昇、中南部と花蓮・台東両県も20度程度に戻るということ。
気象予報士の徐仲毅氏は、「今日の台北の体感温度は0度から7度、台湾北部の基隆市は零下2度、苗栗県は零下4度で、馬祖と並ぶ。寒波が明らかに弱まるのは26日日中からで朝はまだ寒い。台湾本島の西側と宜蘭県は7度から9度。花蓮県と台東県は12度から13度となる。昼以降、気温は顕著に上昇し始める」と話している。
この寒波では、台北市で24日、最低気温4度が観測された。台北気象観測ステーションで前回4度が記録されたのは1972年3月で、今回の寒さは44年ぶりとなった。また、24日、台北気象観測ステーションは、ステーション設置以来120年で初めてあられを観測。北部の新竹と中南部の嘉義県に設置されたステーションも初めてあられを観測している。
台湾では23日から24日にかけて標高1000メートルを超える各地で雪が降り、毎年降雪が見られる合歓山などでは数十センチの積雪となった。また、台北市の陽明山でも場所によって10センチ近く積もるなど、記録的な寒さとなっている。