23日は中華民国が定めている記念日の「世界自由の日(ワールド・フリーダム・デー)」。馬英九・総統はその祝賀大会に出席し、中華民国台湾がアジア最初の民主共和国で、70年来、様々な苦境を乗り越えて民主化を遂げたことを説明した。
馬・総統はその上で、台湾における民主制度の基礎と前提は、平和、特に台湾海峡両岸の平和だと強調、平和でなければ台湾の民主の発展は脅威を受けるとして、そのため自身は総統就任以来、「92年コンセンサス」、「一つの中国、各自解釈」を基礎に、両岸関係の平和的な発展を進めてきたと説明した。
馬・総統はさらに、過去8年間の相互信頼関係の積み重ねにより、昨年11月に両岸の指導者同士の会談の「馬習会」が実現し、中国大陸からの旅行者の台湾におけるトランジット問題、並びに両岸商品貿易協定の協議で進展が見られたとして、「馬習会」には象徴的意義のみならず実質的な意義もあることを強調した。
馬・総統は、こうした対面のメカニズムが今後も維持され、両岸間における無形の平和の橋となることで、平和で繁栄した両岸の現状の固い基礎が整備されることを希望した。また、平和による利益を活かして台湾の国際社会参与を拡大し、両岸関係と国際関係のプラスの循環とできることに期待した。