交通部観光局の劉喜臨・副局長は22日、台湾国際放送の運営母体である中央放送局の番組に出演した。昨年、海外から台湾を訪れた旅行者は初めて延べ1000万人を超え、延べ1044万人に達した。劉・副局長によると、1044万人の内訳は中国大陸からが40%、日本が16%、香港・マカオが14%。香港・マカオ地区の総人口は720万人でありながら、昨年1年間で延べ150万人が台湾を訪れ、そのうち7割は個人旅行だった。
劉・副局長は、当面の目標だった延べ1000万人クリア後の次の目標として、旅行の品質向上の他、リピーター率、満足度及び台湾での消費額を指標とし、世界各地の新たな市場を開拓していくことを挙げた。
観光局では今年、外交部と協力し、主に東南アジアからの旅行者のビザ手続きを簡素化することで、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイ、インドの富裕層を台湾観光に呼び込みたいとしている。劉・副局長は、現在、ベトナムから台湾を訪れる旅行者は年間延べ9万人にとどまっており、開拓の余地が十分あるとした他、今後数年で中国大陸の人口を超えるとされているインド市場の潜在力を指摘した。
また、観光局では今年、旅行者全体に占める中国大陸からの旅行者の割合を45%以下、年間増加率も2.8%以下に抑える一方で、他の国・地域から旅行者については年間増加率5.5%を目標にとする。これにより全体の増加率4.5%以上を達成し、アジアの平均値を上回る考え。