米国における中華民国大使に相当する沈呂巡・駐米代表が、台湾が欠ければ、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は完成しないと主張した。沈・駐米代表と、米国の対台湾窓口機関・AIT(米国在台湾協会)のレイモンド・バッガード理事長は12日、米ワシントンのシンクタンク、CSIS(戦略国際問題研究所)とブルッキングス研究所が合同で開いた、「台湾関係法の機能に関するシンポジウム」に出席した。
席上、沈・代表は、中華民国台湾が欠ければ、米国主導のTPPは完全なものとならず、それは台湾の利益を損なうばかりか、米国及びその他TPPのメンバーにとっても不利だと強調、台湾のTPP参加を支持するよう呼びかけた。
沈・代表は、「台湾は中国大陸に進出するための理想的な拠点であり、また、米国ののアジア・リバランス政策にとっての資産だ」と指摘、台湾関係法を拡大して執行することは、台湾、米国、そして中国大陸のすべてを勝者にすると強調した。