外交部が、イギリスの民間人が発起した台湾を国と承認する署名活動について、介入しない方針を示した。
イギリスの民間人がイギリス政府に対し、中華民国台湾を一つの国として承認するよう求める署名活動を発起し、既に数千人が支持している。この活動を始めたのは、リー・チャップマン(Lee Chapman)さんで、イギリスの議会、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会のウェブページに署名を呼びかける文章を掲載した。
チャップマンさんは、いわゆる「一つの中国」政策のため、イギリスは中華民国政府を承認できず、イギリスと台湾の外交関係は、民間レベルのものに限ることを余儀なくされていると指摘している。
チャップマンさんはまた、中国大陸が台湾は中国の一部分であると主張しているため、米国、イギリス及び多くの国家は中国大陸を怒らせたくないため、台湾を一つの国家と承認していないと指摘している。
イギリスの法律によると、署名人数が1万人を越えた場合、政府は回答しなければならない。また署名人数が10万人を越えた場合には議会で討論を行うことになる。
この署名活動について、中華民国のイギリス駐在大使にあたる劉志攻・駐イギリス代表は、介入もコメントもしないとしている。また、外交部の王珮玲・報道官は、「中華民国は1912年建国以来、独立した国家になっている。この署名活動はイギリスの人たちの意思表明だ。駐イギリス代表処は介入をしないと表明した。外交部の立場も劉・代表と同様だ。」とし、介入せず、コメントも発表しない姿勢を示した。