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【総統選】国民党候補が敗北宣言

  • 16 January, 2016
  • Editor
【総統選】国民党候補が敗北宣言
選挙総本部に支持者が殺到

中華民国第14代正副総統選挙及び第9期立法委員選挙が16日に行われ、即日開票された。午後6時半時点では、正副総統選挙では、最大野党・民進党の公認候補、蔡英文・主席と、陳建仁氏のコンビが当選し、民進党が8年ぶりに政権を奪回することがほぼ確実となった。与党・国民党の総統候補、朱立倫・主席は午後7時ごろに敗北宣言を行った。

投票は午前8時から午後4時まで、台湾全域1万5000箇所あまりの投票所で行われ、4時以降ただちに開票作業が行われている。

大手ケーブルテレビ・TVBSの開票速報によると、午後6時半過ぎ時点で、蔡英文・主席と陳建仁氏のコンビが626万5898票、与党・国民党の朱立倫・主席と王如玄・女史のコンビが312万4885票、そして野党・親民党の宋楚瑜・主席と、民国党の徐欣瑩・主席のコンビが97万2554票で、蔡英文・主席のコンビが大きな差をつけて当選することがほぼ確実に。

中華民国の総統に女性が当選するのは初めて。また、民進党は、中国大陸との間の「92年コンセンサス ひとつの中国、各自解釈」を認めず、中国大陸と距離をとる立場。蔡英文・主席は選挙戦で、中国大陸との関係は現状を維持すると主張してきたが、今後、台湾海峡両岸の現状が維持できるかどうかが注目される。

蔡英文・主席は1956年生まれの59歳。国立台湾大学法学部卒業、米国コーネル大学で法学修士、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで法学博士を取得している。台湾の複数の大学で教鞭をとり、李登輝・政権下で行政院大陸委員会、国家安全会議などの諮問委員を務め、民進党政権下で大陸委員会主任委員、行政院副院長などを務めた。2004年から2006年まで1年あまり、立法委員も経験しており、その間に正式に民進党に入党するなど、民進党員としてのキャリアは浅い。2008年に民進党が政権を失うと、民進党の主席に就任、その後、党勢の立て直しに努めた。2012年の総統選挙に総統候補として立候補したが、当時現職の馬英九・総統に惜敗しており、二度目の挑戦で当選を果たすことになった。

なお、立法委員選挙でも民進党が大躍進し、単独過半数に届く勢い。

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