台北市にある忠孝橋の引き込み部分が旧正月休みを利用して一気に解体される。
台北駅前の忠孝西路から新北市の三重区へと通じる忠孝橋のうち、中華路をまたぐ形になっていた引き込み部分が旧正月休みの2月7日から14日までを使って解体される。7日は旧暦の大晦日。
解体する長さは750メートルに及ぶが、わずか8日間での解体で、動員される作業員と器具の数、解体の長さのいずれもこれまでで最大となる。この引き込み部分には、古跡の北門から最も近いところで90センチしか離れていない他、周辺には北門郵便局、三井倉庫などの古跡もあり、道路とこうした歴史的建築物を守りながら工事を進めるため、台北市工務局は特別なフェンスを施すことにしている。フェンスは合わせて2200万平方メートルに及ぶ鉄板で作られ、その面積はバスケットボールコート52個分にあたるという。
第一段階として今月6日から来月6日まで1ヶ月間かけて、測量、フェンスや臨時の支柱の設置などを行う。続いて2月7日から8日間、毎日900人あまりが交代で作業、24時間体制で解体を行う。700トンクレーン、解体・破砕機などの重機も導入される。さらに2月15日から11月30日まで、橋を解体した後の道路の調整などが行われる。
引き込み部分が無くなることで、百数十年前の台北城の北門は台北のシンボルとして再びその雄姿を現すことになる。