毛治国・行政院長が、来年の科技部の予算を7%増やす方針を決定した。毛治国・行政院長は8日、行政院長として最後になる第10回科学技術会議を招集した。行政院の孫立群・報道官が会議後に明らかにしたところによると、会議では主に、2017年度の科技部予算と、人文社会科学グループを新たに設けるかどうかが議論された。
毛治国・行政院長はこの会議で、来年の科技部予算を今年から7%増の台湾元1093億元(日本円約3840億円)とすることを決定。他の政府各部会の予算がマイナス成長となる中、思い切った決定だということ。
孫・報道官は、「社会と科学技術に関心を寄せる多くの人が科学技術予算の拡大が必要と考えている。2017年度、我々は7%増やす。他の各部会の予算が減らされる中で7%の成長は大変厳しい中で搾り出したものだとわかるだろう」と話した。
また、人文社会科学グループの設立については、科学技術会議の委員の多数が人文科学経費がこれまで若干足らなかったと考えていたとからこのグループの設立も今回決定。行政院は、社会発展予算を主とし、科学技術発展予算を補助と位置づけて人文社会科学を含む科学技術の応用を奨励することで、教育文化、社会の発展、そして多元的なエスニックグループ関連の政策推進に役立てるとしている。
行政院は、中央政府の財政は全体的に厳しいが、科学技術の発展に必要な経費について政府は全力でサポートし、重点は生産力4.0、バイオ経済、携帯ブロードバンドサービスの加速と産業の発展、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、政府の電子化などとすることを明らかにしている。