米国の国防長官が、米国の軍艦が南シナ海で行動した際に中華民国台湾の島嶼付近を通過したと明らかにした。米国のカーター国防長官はこのほど米国議会上院軍事委員会のマケイン委員長に宛てた書簡の中で、中共が南シナ海で建造した人工島の海域を通過したミサイル駆逐艦、ラッセンが同様に台湾、ベトナム、フィリピンがそれぞれ主権が及ぶとする海域も通ったと明らかにした。
米国の「Navy Institution News」によると、カーター国防長官はこの書簡で、昨年10月にラッセンを南シナ海に派遣し、中共が建造した人工島から12カイリの海域を通過したことは、国際法の規定に合致しており、一般の定例任務だと説明した。カーター国防長官はさらに、ラッセンは中国大陸、台湾、ベトナム、フィリピンがそれぞれ主権を主張する島や岩礁付近を通過したが、あらかじめどこにも通知しなかったとしている。ラッセンの任務の詳細についてカーター国防長官が明らかにしたのは初めて。また、中華民国台湾の南シナ海における島嶼付近を通過したことに触れたのも初めて。