中国大陸の株式市場の取引打ち切りなどを受け、台湾の平均株価が大幅に下落した。中国大陸の株式市場が暴落、7日には2016年に入って取引4日で2度目となるサーキットブレーカーが適用された。サーキットブレーカーとは急変に応じて急遽取引を停止する措置。7日は取引開始直後、上海・深圳300指数が5.38%下落して取引が中断、15分後に再開したものの数分後には再び下落率が7%に達してサーキットブレーカーが発動、午前10時前には取引が打ち切られた。
この暴落はアジア株に影響。北朝鮮の核実験で下落していた韓国の株式市場は午前中一度は値上がりに転じていたが、中国大陸市場の影響で再び下落、日本や香港でも大きく値下がりした。台湾もこの衝撃を受けて平均株価が下げ一方となり、7852ポイントで引けた。下落率は1.73%。
国家金融安定基金管理委員会の執行秘書を兼務する財政部の呉当傑・次長は、国家金融安定基金は随時市場介入して投資家の自信を保つと述べた。また、行政院の孫立群・報道官も、国家金融安定基金はすでに出動しており、市場の秩序維持に努めると話した。
財政部の張盛和・部長は7日の閣議後、欧米、日韓、中国大陸の株価がいずれも下落するという国際的な要因により、台湾株も値下がりしていると説明、すでに前回国家金融安定基金が下支えに入ったレベルを下回っており、引き続き市場動向を注視していると述べた。