中華民国の沈斯淳・駐日代表が、東京での新年会で、2016年は課題とチャンスの年だと述べた。日本における中華民国大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処は4日、東京で新年の茶話会を開いた。日本の対台湾窓口機関・交流協会の今井正会長をはじめ、華僑界、日本の各界から大勢の人が集まり新年を祝った。
沈斯淳・駐日代表は日本語での挨拶で、中華民国台湾と日本は誰も取って代わることのできないパートナーで、その協力関係は経済貿易面で特に明らかだと強調した。沈・代表は、過去40年あまりの間に両国は61の協定を結んでおり、そのうち半数近くは馬英九・総統の任期内に締結したものだとここ数年の関係の発展ぶりを強調。
沈・代表はさらに、国立故宮博物院の南部分院で今年10月に日本の東京国立博物館、九州国立博物館の文物展を開くとして、こうした文化交流は相互理解を促進し、両国間の人的往来が増えることで、双方の新たな関係のエネルギーが生まれると期待した。そして、双方が協力関係をより深め、地域の繁栄と安定を促進することはきわめて重要だとし、台湾のTPP環太平洋パートナーシップ協定参加への意欲を改めて強調、日本がこれを支持してくれるよう呼びかけた。
沈・代表は茶話会の後で報道陣に対し、今年は課題もあるが、機会もある一年だとし、駐日代表処は全力でこれらに取り組み、皆のサポートの下で日本との交流をより高品質なものとする他、直面する課題についても適切な対応をとっていくと強調した。