旧暦4月8日は、釈迦の誕生日とされていることから、仏教がさかんな台湾では、旧暦4月になると、各地で潅仏会が行われるが、一部の仏教団体は、母の日と一緒に祝う風習がある。
国際仏光会は11日、総統府前広場で「国定仏誕節及び母の日祝賀大会」を開催、馬英九・総統、外交部の林永楽・部長、新北市の朱立倫・市長、与党・国民党の呉伯雄・名誉主席ら政府要人が出席した。祝賀大会では、模範母親として選ばれた台湾各地の母親、および仏教徒たちが、歌声や潅仏会などで母の日を祝うとともに、国家安泰を祈願した。
国際仏光会の創設者である星雲法師は、開会式の中で、「みなが母親のような慈しみですべてのことに関心を示し、多くの人たちを集める過激な行動を行わず、国家や社会と対立することもしないよう」呼びかけ、3月中旬以降、台湾社会を騒がせている、中国大陸とのサービス貿易協定への反対を訴える学生運動や第四原発の建設続行への抗議活動に参加した人たちの自制を促した。
一方、、世界各国でも名を知られる、台湾の仏教団体、仏教慈済基金会も11日、台湾中部南投県の南投、草屯、埔里などで、潅仏会を開催。供物や花を供えて無病息災を祈るほか、釈迦の像の足元で甘茶に手をつけるという、慈済基金会独特の儀式で仏の恩に感謝すると同時に、母親の育ての恩にも感謝、参加者にとって、意義深い母の日となった。