国立故宮博物院の南院(南部分院・台湾中南部の嘉義県太保市)は28日にプレオープンする。これに先立ち、27日夜には南院本館の「点灯」式が行われた。行政院の張善政・副院長、故宮博物院の馮明珠・院長、嘉義県の張花冠・県長、国際博物館会議(ICOM)の主席のHans-Martin Hinz博士、及び日米韓、フィリピン、中国大陸の博物館の代表らが出席した。
張・行政院副院長は、点灯は南院の明るい未来と、南院が台湾、さらには世界の文化的な要衝となることを象徴すると祝った。馮明珠・院長は、総統2人、故宮博物院の院長5人を経て、15年間費やして南院のプレオープンにこぎつけられたことを誇りに思うと強調。南院の建築物は著名な建築士、姚仁喜氏が手がけた、中国の水墨画をイメージしたもので、アジアの中華文化、ペルシャ文明、インド文明を融合しており、現代的でファッショナブルな建物だと解説した。
馮明珠・院長は博物館の核心は教育と文化にあるとした上で、南院が今後、地元の教育団体と協力すること、並びに地元の文化クリエイティブ産業と観光業の発展につながるよう期待した。