第2原子力発電所の1号機が26日午後突如ストップ。これにより台湾で現役の原発3カ所6基のうち2基しか稼動していないという、1999年9月の台湾大地震の時以来の状態に。
台湾電力(台電)によると、第二原発の1号機が午後2時20分に突然ストップ。安全装置がすべて正常に働き、現在原子炉は安全に止まった状態で、放射線漏れの恐れはない。注意すべきは、1号機は大規模な修理後、今年再稼動して約7ヶ月でストップしたこと。同原発のある台湾北部・新北市、付近の基隆市、さらに行政院原子力エネルギー委員会にただちに通知ずみで、原因についても調査を開始している。
この1号機に、先ごろ問題が見つかり稼動を停止している第3原子力発電所の2号機、並びに第1原子力発電所で燃料棒の固定が緩んだ問題で再稼動がまだ立法院に認められていない1号機、さらに現在定例メンテナンスを行っている同2号機を合わせると、計6基のうち2基しか稼動できない状態になっている。
台湾電力では、1999年の大地震では1基のみで乗り切ったと説明。今回も火力発電設備で補助する他、冬で寒く、電力需要が限られるため電力供給には影響しないと説明している。