日本の岸田外相は28日に韓国を訪問、韓国の外相と会談して慰安婦問題について最終妥結を図ると伝えられている。台湾の元慰安婦を支援している婦女救援基金会の康淑華・執行長は25日、日韓の交渉を歓迎するが、賠償が議題となるならば台湾、中国大陸、インドネシア、フィリピンなどの被害者にも対象を広げるべきだと訴えた。
康・執行長によると台湾の慰安婦は約2000人。かつて賠償を求めたのは58人だったが、20年あまりの裁判を経て、存命なのは平均年齢90歳の4人になっているという。康・執行長は、台湾による日本での集団訴訟では敗訴が確定しており、再び訴訟を通じての処理は困難と説明。その上で、日韓の交渉に際し、中華民国政府は立場を示し、世界各国の慰安婦問題を一気に解決すべきだと主張した。
康・執行長はまた、日本政府による賠償を断固要求し、民間の「基金会」を通したやり方は拒絶する立場を示した。