中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会の王郁琦・主任委員が中国大陸に対して、中華民国が存在している現実を直視するよう呼び掛けた。
中国大陸を訪問中の王・主任委員は12日、中華民国の建国の父、孫文・博士の陵墓である「中山陵」を訪れ、花を捧げた。王・主任委員は孫文・博士の陵墓を参拝した後、談話を発表し、今回初めて大陸委員会主任委員として中山陵で挨拶することができて非常に嬉しくて感動したと述べた。
王・主任委員は、「中華民国の建国の父、孫文・博士が創設した、アジアで初めての民主共和国、中華民国はすでに103年目を迎えた。孫文・博士が提唱した三民主義、五権憲法は、台湾で具体的に実践されている。天におられる孫文・博士の御霊が満足されていることを信じている。」と語った。
王・主任委員はまた、「台湾海峡両岸はかつて60年余りにわたり、敵対関係にあったが、2008年からは、両岸双方が92年コンセンサスに基づき、制度化された話し合い、及び交流、協力で両岸関係の平和的、かつ安定的な発展を促してきた。」と指摘。両岸にとって今後の最重要課題は、現実を直視することだ。」と述べた。
王・主任委員は、「両岸双方が、現実を直視し、問題解決に真剣に取り組んでこそ、末永くて強固な両岸関係を築き、人々の福祉を増進し、台湾海峡を平和と協力の海とすることができるのだ。」と強調した。