台湾桃園国際空港の北側滑走路が修繕工事を終え、24日に使用が再開された。来年1月8日の使用再開を予定していたが、工事が前倒しで完了したことで、24日に使用が再開された。修繕工事には294日間、台湾元25億元(日本円約90億円)が費やされた。
馬英九・総統は午前8時、北側滑走路から飛び立つ最初のフライト、チャイナエアラインCI160便インチョン行きを政府関係者らと見送り、使用再開を祝った。馬・総統は、過去7年で中華民国台湾は25の国・地域と二者間航空協定を結び、台湾の旅客機、貨物便の航空路線は292本、乗り入れ空港134、直行便が飛ぶ国・地域は31になったと説明。また、中国大陸との間のフライトはかつての週108便から890便に増え、中国大陸での乗り入れ空港も61に増えたと紹介した。馬・総統は、中華民国台湾に入国ビザ免除やランディングビザ発給の待遇を提供する国・地域は158へと増え、台湾桃園国際空港の輸送量も今年は3900万人が期待できると強調した。馬・総統はまた、台湾桃園国際空港が国際空港評議会の評定のうち効率の面で世界一と評価されたことに触れ、香港を抜き、桃園国際空港が世界のトップレベルの空港の仲間入りを果たしたと喜んだ。
馬・総統は、「どうしてこのような変化が起きたのか。政策が変わったからだ。政策が変わり、国の方向もそれまでとは異なるようになった。過去行ってこなかった活路外交、台湾海峡両岸の和解、対外的な開放、これらに取り組んだ結果だ。過去の鎖国政策をやめ、台湾を世界に歩みださせ、世界を受け入れるようになったのだ」と話している。
台湾桃園空港は二本の滑走路を前後して修繕するため、過去2年にわたって、滑走路が一本のみという状態だったが、南側滑走路に続いて北側滑走路の修繕も終わったことで、滑走路二本の体制に戻った。発着の渋滞解消が期待される。来年5月にはエミレーツ航空がA380型機を使った、ドバイとの直航路線を開設することになっており、台湾桃園国際空港はアジアで初めて、同社の高級旅客機が定期的に行き交う空港となる。