台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港と、中国大陸江蘇省の南通を結ぶ直行便が23日、就航した。初期段階では、中国大陸の深セン航空が運航、毎週水曜日のみの週1便、来年1月25日からは週3便になる。そして来年3月末には台湾のエバー航空もこの路線に加わり、週5便となる。所要時間は約100分。
深セン航空では、就航を記念したお値打ちの航空券を販売、搭乗21日前に購入すれば、往復の運賃は中国大陸の通貨、人民元で1000元(日本円約1万8670円)だという。
中国大陸・江蘇省の南通興東空港では23日午前8時40分の離陸前に、第一便の記念式典が行われ、地元自治体の関係者や南通台湾企業協会のメンバーなどが参加した。また、深セン航空のキャビンアテンダントが、台湾中南部、嘉義県の景勝地・阿里山の自然、人々を歌った曲「高山青」を歌った。
南通台湾企業協会の劉璟芳会長は「かつて、台湾南通の行き来は、香港で乗り継ぎが必要で、一日がかりだった。直行便就航は夢に思わなかった嬉しい」と話した。
上海台湾企業協会の林玉珍・副会長は「上海には4000以上の台湾資本の企業があるが、製造業は経営コストの上昇に直面しており、郊外都市への移転を考慮している。南通は上海に近く、交通の便もいいので、移転先の候補の一つになる」との考えを示した。