経済部が、EU(欧州連合)とのECA(経済協力協定)を今年結ぶのは不可能としている。韓国とEUとのFTA(自由貿易協定)が発効して3年、昨年、韓国とEUとの貿易額は前年比で10.2%成長。これに対し、台湾とEUとの物品貿易額は5.2%減った。特に、平面ディスプレイ、工作機械、テキスタイルなどが低迷しており、台湾とEUとのECA締結への進度が関心を集めている。
経済部国際貿易局は9日、EUは台湾にとって四番目に大きい貿易パートナーながら、年内に協定を結ぶのは不可能で、その理由は台湾がさらなる市場開放に向けて法規と政策面を見直さねばならないこと、及びEU側の態度だと指摘した。
国際貿易局の江文若・副局長は、「EUは頻繁にFTA交渉をしている。最近妥結したのはカナダとの交渉だ。EUは我々がECA締結を希望していることを理解していると思うが、EUにはEUの優先順位があるだろう」と述べた。
EUは28ヶ国からなるため、経済部では個別の国との二国間交渉が必要で、これまでに、スペイン、イタリア、フランス、スウェーデン、チェコ、ドイツと接触していると明らかにした。EUは台湾のグリーンエネルギー産業と自転車産業に興味を持っており、台湾はフランスやデンマークからの豚肉輸入で進展があるという。