今年の年末ボーナスは過去4年で最も低い平均1.13ヶ月であることがわかった。台湾の景気は今年下半期に悪化、1年に一度、旧正月前に支給される年末ボーナスも減っている。
人材斡旋会社の人力銀行は21日、年末ボーナスと忘年会への期待度調査の結果を発表した。それによると、今年の年末ボーナスは平均1.13ヶ月で、2011年以降では最低水準となった。昨年の1.38ヶ月に比べて0.25ヶ月の減少。残業代やボーナスを含まない経常性賃金の台湾元3万8631元(日本円約14万1500円)で計算した場合、約9658元(日本円約3万5300円)減ることになる。
業種別に見た場合、年末ボーナスが最も多いのは金融・保険・会計・統計業で、2.25ヶ月。次いで運輸および流通倉庫業が1.51ヶ月、科学技術情報通信業は昨年を下回るものの1.38ヶ月と平均は上回った。
注目されるのは従来型の製造業が輸出不振の影響を受け、平均1.15ヶ月にとどまっていること。また、建設・不動産業も不動産価格の上昇を抑える政策の影響で、1.02ヶ月といずれも前年を下回った。一方、昨年、食品の安全性問題のあおりを受け、0.81ヶ月と落ち込んだ飲食ホテル業は1.04ヶ月へと反発した。この調査は11月24日から今月7日まで、企業808社を対象に実施された。