中国大陸のPM2.5が南下することが予想され、行政院環境保護署が台湾北部では窓を開けないよう呼びかけている。環境保護署は15日午前、大気汚染の注意報を発令、15日午後から16日午後にかけて、大気の汚染状態がもっとも深刻なレベルに達すると指摘した。
寒気団の南下が台湾の外から運んでくる大気汚染物によるもので、環境保護署は15日の午後3時以降、台湾北部と北東部の宜蘭県が真っ先に影響を受け、大気の汚染が高まると予想した。特に、PM2.5と呼ばれる粒子状物質の濃度が高まり、紫色に色分けしているもっとも深刻なレベルに達する恐れがあるという。
環境保護署環境監測及び情報処の蔡鴻徳・処長は、中国大陸の上海では15日正午のPM2.5の濃度が1立方メートル中270マイクログラムで、台湾では1立方メートルあたり70マイクログラムから100マイクログラムになると予想した。
環境保護署では、このPM2.5は北から南に移動、台湾全域で大気汚染が強まり、16日午後4時を過ぎなければ空気の状態は改善されないとしている。
台湾ではPM2.5の濃度を、中くらいの場合を黄色、それより強まると赤色、そしてもっとも深刻なレベルを紫色に分けている。