馬英九・総統が、中華民国台湾のイスラム教徒に対する友好的な立場を強調した。馬英九・総統は14日、東南アジア・太平洋地域イスラーム評議会の第16回大会開幕式に出席した。馬・総統はあいさつの中で、イスラム教が中華民国にわたってきたのは早く、明朝の著名な航海者、鄭和はイスラム教徒だと指摘、中華民国政府が台湾にわたってきた時にも一部のイスラム教徒が共に台湾にやってきたと説明した。
馬・総統はしかし、本格的に台湾でのイスラム教徒が増えたのはここ数年、インドネシアからの労働者がやってくるようになったためで、そのおかげで台湾の人たちもイスラム教への理解を深めることになったと紹介した。
馬・総統はそして、中華民国憲法は信仰の自由を保障しているとし、イスラム教が台湾の豊かな宗教環境の中で発展することを歓迎する立場を示した。馬・総統によると、今年イスラム教徒が好む旅行先のランキングで、台湾は10位だということ。馬・総統は、「みながふるさとに帰って、家族や友人に、台湾は美しく、イスラム教に友好的なところだと伝えてほしい。我々の扉は開いており、みなの来訪を心から歓迎する」と述べ、イスラム教徒に対する台湾の友好的な立場を強調した。
23カ国と53の団体が加盟する、アジア太平洋地域におけるイスラム教の最高指導組織、東南アジア・太平洋イスラーム評議会(Regional Islamic Da’wah Council of Southeast Asia& the Pacific:RISEAP)は台湾で第16回大会を開催、80人を超える宗教団体のリーダー、学者、専門家が出席した。台湾で大会が開かれるのは同組織創設35年で初めてだとのこと。