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台東県でブヌン族文物展

  • 13 December, 2015
  • Editor
台東県でブヌン族文物展
猟銃めぐる難しい問題も

日本占領時代に「佐久間財団」が、そして東南部・台東県の台湾郷土館が収蔵した台湾の原住民族、ブヌン族の文物64点を展示する特別展「ブヌン族百年分物返郷特別展」が12日、台東県海瑞郷のブヌン族文物館で開幕した。

 

展示品の中で特に、異なるエスニック・グループのスタイルが融合した百歩蛇の文様のベストや台東県海端郷の霧鹿社で19世紀末から20世紀初頭に製造されたとみられるブヌン族のトーテムが描かれた単発式歩兵銃、精巧な刻印が施された革製品などは、特にブヌン族の人々に重視されているという。

 

さきごろ、年老いて体の弱った母親に与えるために、山に狩りに出かけたところ、不法に猟銃を所持したこと及び不法に保育類の野生動物を捕獲したとして起訴されたブヌン族の王光禄さんは「祖先の猟銃は、我々が現在使っている猟銃よりも200年進んでいる」と厳しい表情で語った。

 

部族の長老は、猟銃はハンターにとって命だとして「100年前の祖先は単発式歩兵銃を使えていたのにも関わらず、現在は政府によって、手作りの質の悪い猟銃を使うことしか認められていない。この銃は銃口から弾を補給しなければならないなど危険だ。事故で死者も出ている」として、見直しを訴えた。

 

また、法律補助基金会台東分会の陳采邑・執行秘書は、社会は今回の事柄を通じて、独特な台湾の原住民族の文化に対する認識と、保護への意識を高めなければならないと呼びかけた。

 

特別展は台東県海瑞郷のブヌン族文物館で12日から来年6月まで行われる。

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