馬英九・総統が、台湾海峡両岸の善意が保たれるよう希望した。中共は先ごろ、中国大陸で捉えられていた国防部軍事情報局の朱恭訓・大将と、徐章国・大将を釈放した。一方、中華民国政府は中共のスパイ、李志豪を仮釈放した。これについて、総統府の陳以信・報道官は30日、馬英九・総統の話として、「今回の釈放は、先ごろ開かれた中国大陸の指導者、習近平氏の会談で、互いが共に示した善意によるものだ。二人が釈放され、家族と団欒できることをうれしく感じる」と述べ、馬・総統は、両岸の善意ある交流が今後も保たれ、将来的にはより多くの具体的な成果につながるよう希望したと説明した。
国防部が30日に明らかにしたところによると、朱恭訓・大将と、徐章国・大将は拘束されて9年あまり経った10月13日に釈放され、飛行機で台湾に戻った。一方で、中華民国政府は10月末に、無期懲役となっていた中国大陸のスパイ、李志豪について、仮釈放を前倒しにして釈放することに同意。両岸がそれぞれ逮捕した諜報部員を交換する形で釈放するのは初めてで、歴史的・政治的に大きな意義を持つという。