教育部が、向こう5年間に台湾元42億元を投じて、美的感覚の教育に力を入れる方針。教育部の蒋偉寧・部長は7日、立法院教育文化委員会で、「美的感覚教育第一期5ヵ年計画」の目標および内容を報告した。
この計画は2014年から2018年までを第一期とし、台湾元42億元、日本円にして約141億円を投じる予定。
教育部の計画では、まず教師と学校の職員を対象にした「芸術と美的感覚研修プログラム」を推進、教育部大学および専科学校青年辺境芸術教育工作隊を組織するとともに、台湾北部、中部、南部、東部に、美的感覚教育大学基地学校を設置して、これをサポートさせる。しかし、立法委員からはさまざまな意見が出され、教育部も調整に前向きな姿勢を示した。
一方、政府が進める自由経済モデルエリアに教育分野も加えることに、民間の教師団体などが反対している。これら団体は、政府の方針では、大学が海外の大学と提携し、台湾で外国と同じ学費での教育や、学費に上限を設けない専門クラスを開くことにつながり、教育が今以上に階級化、私有化されることになると批判している。
これに対し、蒋・教育部長は7日、自由経済モデルエリアに教育分野を加えることの目的は、海外の著名な学校を台湾に呼び込み、台湾の大学と提携させ、台湾の教育レベルをさらに高めることと、台湾の優秀な高等教育を世界に知らしめることにあるとして、各界の支持を求めた。