考試院の委員を総統府が指名、女性の比率が拡大している。中華民国は五権分立制で、行政、立法、司法の他に、公務員の不正に対する弾劾や国家機関の会計監査を行う監察院、そして、公務員人事を司る考試院がある。
総統府は7日、第12期考試院の正副院長および考試委員として指名する対象者のリストを発表した。呉敦義・副総統は、今回の指名について8つの特色があるとアピール。それは、リーダーシップの理念、男女平等、新旧の世代の並存、豊かな専門能力、広い専門分野、バランスの取れた年齢、考試委員としての法定資格、各エスニックグループの代表。
呉敦義・副総統は、「考試委員に指名された19人のうち8人が女性で、第11期に比べて女性が3人増えた。割合は四分の一からほぼ半分に増えた。19人のうち9人は第11期からの再選で、新たな委員は10人だ」と話している。
今回、考試院長に指名されたのは副院長を務めている伍錦霖氏。副院長には、高永光氏が指名された。
なお、8日には監察院の新たな正副院長も指名されることになっており、中央選挙委員会の張博雅・主任委員が監察院長に指名されると伝えられている。張博雅氏が監察院長となった場合、初の女性院長となる。