専門職(ホワイトカラー)の外国人労働者の就労に関する規制が年内に緩和されるもよう。労働部の陳雄文・部長は26日、立法院で報道陣に対し、外国の優れた人材を引き付けるため、ホワイトカラーの外国人労働者の台湾における就労に関する規制をいっそう緩和する考えを示した。
陳・労働部長は、「行政院は政府各部会に検討を求めている。ホワイトカラーの人材に関する規制緩和についてで、導入のハードルも引き下げる。このため現行の、勤務経験2年以上という規定は取り消す。また、給与は市場メカニズムを尊重し、多くの制限は設けず、その他の条件も一緒に見直す」と話した。
現行の規定では、企業が外国人のホワイトカラーを雇用したい場合、その対象は大卒以上で、2年以上の勤務経験が必要な他、企業にも資本金台湾元500万元、年間売り上げ1000万元以上の条件が課される。また、雇用する外国人の給与は4万7971元以上(日本円約17万9000円)が必要。創設5年以下のスタートアップ企業の場合は資本金や売り上げ、外国人労働者の勤務年数などの制限は適用されないものの、給与はやはり4万7971元以上となっている。
陳・労働部長によれば、政府がホワイトカラーの最低給与を決めているのは本国人労働者を守るため。しかし、今では給与が低すぎるため外国人のホワイトカラーは2万人あまりにとどまっており、この制限はもはや必要なく、この規制は取り消すことができるという。陳・労働部長は、政府の関連部会は近日中に集中的に検討し、年内の規制緩和実現を目指す考えを示した。