人工のトランス脂肪酸の使用禁止法案が立法院で可決された。米食品医薬品局(FDA)はトランス脂肪酸の使用禁止令を発布し、食品業者に対して2018年までに一部の硬化油の使用を停止するよう要求している。しかし、中華民国台湾の法律ではトランス脂肪酸の含有量の表示を義務付けたのみで、硬化油の使用は禁止していない。
「食品安全衛生管理法」の部分条文の改正案を提出した与党・国民党の王育敏・立法委員は、「立法院は中央政府の主務機関に、人工のトランス脂肪酸の使用を制限する権限を授与する方針だ。実施時期や方法などは主務機関が発表する。関連規定に違反した場合、最高台湾元300万元(日本円約1115万円)の罰金が科される」と述べた。
王・立法委員はまた、米国は2018年から人工のトランス脂肪酸の使用を全面的に禁止するが、国民の食の安全性を高めるため、台湾は関連企業に対してトランス脂肪酸の使用を前倒しで止めるよう指導すべきと主張した。