馬英九・総統の代理として第23回アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に出席した、蕭万長・前副総統が20日午後、総統府で記者会見を開いた。
席上、蕭・前副総統は、このたびの会議参加で三項目の成果をあげたとし、この三項目とは、第一に台湾のAPECに対する5項目の貢献が首脳宣言には盛り込まれたこと、第二に、台湾とAPECの参加国との二者関係、および多角関係を強化したこと、第三に、各種の会合で各参加国と台湾によるTPP(環太平洋パートナーシップ協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、FTAAP(エフタープ、アジア太平洋自由貿易圏)への参加などの議題について十分意見交換したことだと挙げた。
台湾によるTPP参加の問題について蕭・前副総統は、各国は台湾の参加意欲を十分理解しているものの、最終的に台湾の参加を受け入れるかどうかは台湾の態度次第だと述べた。
蕭・前副総統は、「TPPに参加することで多くの産業が影響を受けることになる。多くの法改正が行われなければならない。これらの要素を事前考える必要がある。TPPへの参加には入場券を買い、入場料を支払うと同じように、代償を支払う必要があるのだ」と強調した。