11月の輸出が引き続き不振で、張盛和・財政部長が中国大陸との協力の必要性を指摘した。10月の輸出金額はそれまで5ヶ月でもっとも多く、多くの品目が前年比マイナスながらマイナス幅を縮めていたことから、財政部は第4四半期の輸出は第3四半期に比べて改善されると予想していた。
しかし、財政部の張盛和・部長は19日、立法院で、11月の第一週と第二週の輸出は好転しておらず、前年比では依然として二桁のマイナス成長だと明らかにした。
与党・国民党の立法委員は、中国大陸自前のサプライチェーンの脅威がますます大きくなっており、台湾の半導体メーカーは「このままでは死を待つのみで、中国大陸との提携はやむをえない選択だ」としていると強調、台湾海峡両岸の産業は今後、競争よりも協力に向かうべきではないかと訴えた。
これに対し、張・財政部長は、台湾の産業は中国大陸を7年から8年はリードしているものの、中国大陸の市場は大きく、そのサプライチェーンに加われば優位性を利用できると答えた。張・財政部長は、「中国大陸は世界第二の経済体で、まもなく最大になる。我々はそのそばにあり、協力するしかない。競争に代えて、互いに協力することが必要だ」と述べた。