蕭万長・前副総統がAPEC首脳会議前に日本の安倍首相と会談した。今年のAPECアジア太平洋経済協力首脳会議はフィリピンのマニラで19日に行われた。会議は午前に始まったが、それに先立ち、蕭・前副総統は日本の安倍首相と二者会談を行い、それぞれが関心を持つ問題について意見を交換した。
蕭・前副総統は、台湾は日本との関係を特殊なパートナー関係と位置づけており、近年多くの協定を締結できたことは具体的な関係の進展だと評価。また、台湾に対する日本の支持、友好的な態度に感謝し、将来台湾がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の拡大交渉に加わることで、日本との二者間、並びに多国間の経済貿易関係がいっそう深まることに期待した。
蕭・前副総統はまた、先ごろ行われた馬英九・総統と中国大陸の指導者、習近平氏との歴史的な会談について、主な目的は台湾海峡両岸関係の平和的な発展であり、地域の安定と安全保障に貢献するものと説明した。
日本の食品に対する輸入規制の問題について蕭・前副総統は、安全管理の面で双方の協力が進んでおり、今後も協力を続けることで台湾における食品の安全性と、日本の食品の理にかなった台湾向け輸出を確保していくと話した。なお、蕭万長・前副総統は18日夜に行われたAPECの歓迎パーティーで習近平氏と歓談した。