野球の国際大会「プレミア12」は15日、台湾各地で予選ラウンドA・B両グループの5戦目(最終戦)が行われた。14日、熱戦の末、キューバを4-1で下した中華民国台湾の代表チームは15日午後、中部・台中市の台中インターコンチネンタル球場でプエルトリコと対戦した。
勝ったほうが準々決勝(決勝トーナメント)進出を決める大一番は、4時間40分に及ぶ激戦となった。
台湾は郭俊麟投手(埼玉西武ライオンズ)が先発、郭投手は11日のイタリア戦に先発し7回1失点の好投を見せて以来、中3日での登板となったが、この日も8回を投げ、被安打6、1失点、10奪三振と素晴らしい投球内容をみせた。
郭投手の熱投に応えたい打線だったが、4回表、林智勝選手のソロホームランで一点先制して以降、中盤から終盤にかけ毎回のようにチャンスをつくりながらあと一本が出ない展開となった。試合は1-1のまま9回を終え、ノーアウト、ランナー1、2塁の場面から始めるタイブレークに突入した。
10回は両チーム共に無得点、11回表は蒋智賢選手(中信兄弟)と高志綱選手(統一セブン-イレブンライオンズ)のタイムリーで2点をあげ3-1とリードしたが、その裏、抑えの陳鴻文投手(中信兄弟)が2点失い同点に追いつかれた。続く12回表は相手投手の暴投で再び4-3と勝ち越したものの、12回裏、台湾は守備の乱れでプエルトリコに満塁とされると、Aldo Mendez選手に逆転満塁ホームランを浴び、4-7でサヨナラ負けを喫した。
試合終了時点では、15日夜に中南部・雲林県の斗六球場で行われる、キューバとイタリアの試合で、イタリアがキューバを下せば、台湾の準々決勝進出の可能性があった。しかし、キューバが2-1でイタリアを下したため、台湾は残念ながら敗退となった。
今回、中華民国台湾と日本の共催ではじめて行われているプレミア12は、12チームが 6チームずつ 2つのグループ に分かれ総当り5試合の予選ラウンドを戦い、上位 4チーム、合計 8チームが決勝トーナメントに進むルールで行われている。15日の予選ラウンドの結果、Aグループからは5勝0敗のカナダ、3勝2敗のキューバ、3勝2敗のオランダ、2勝3敗のプエルトリコが、Bグループからは5勝0敗の日本、3勝2敗のアメリカ、3勝2敗の韓国、2勝3敗のメキシコが準々決勝に進出した。中華民国台湾はプエルトリコと並んで2勝3敗だったが、15日に行われた直接対決で敗れたため予選ラウンド敗退となった。
準々決勝は明日16日、北部・桃園市の桃園球場及び中部・台中市の台中インターコンチネンタル球場で行われる。そして、準決勝は19日、20日の2日間、決勝は21日、日本・東京ドームに場所を移して行われる。