馬英九・総統が2年以内に、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)への参加を実現するよう努力する決意を示した。馬・総統は13日、「中国生産力センター」の創設60周年祝賀大会のあいさつで、世界における経済勢力図の再構築が進む中、競争力の向上は台湾にとって大きな課題となる。逆転勝ちは容易なことではないが、不可能なことでもないとし、地域経済統合に参加する重要性を重ねて強調した。
馬・総統はまた、「台湾・シンガポール経済パートナーシップ協定(ASTEP)」や「台湾・ニュージーランド経済連携協定(ANZTEC)」についても触れ、それは台湾には高品質な自由貿易協定に参加する能力があることを示しているとし、2年以内にTPPとRCEPへの参加実現に向けて全力で取り組むと述べた。
馬・総統は、「この二つの地域経済統合に参加している国は合わせて28ヶ国に達し、重複した七ヶ国を引いてもその貿易額は、中華民国台湾の対外貿易総額の70%を占めている。これは無視できない数字だ。中華民国台湾は小さいながら開放した経済体で、GDPの成長は対外貿易に依存している。この地域、さらに世界市場で発展を求めるには、この二つの地域経済統合に参加しなければならない。」とその必要性を重ねて強調した。
馬・総統は、金融危機が発生した際、政府は、「政府が銀行を支援、銀行は企業を支援、企業は労働者を支援」という三つの支援策を打ち出したと同時に消費券も配布したことで景気の低迷を改善してきた。これらはいずれも危機への対策だ。過去には危機を乗り越える能力があったため、今後も危機を乗り越えることができると自信を示した。