台湾南部・高雄市でのデング熱感染がいまだピークの状態にある。デング熱を対象とした中央感染症対策センターは12日、感染に関する統計を更新し、台湾で11日に感染が確認された人は317人で、そのうち高雄市が263人だったと明らかにした。先週の水曜日に比べて23人増えており、高雄市では依然として感染が拡大していることが示された。高雄市での感染者数は累計で9824人と、1万人をまもなく突破する勢い。
同じく南部で、今年最も多い感染者を出している台南市で11日に確認されたのは41人で、先週の水曜日に比べて13人減るなど、感染が収束に向かっていることが伺える。
中央感染症対策センターは、台南市の感染拡大は抑え込まれたが、高雄市はいまだにピークの状態にあるとし、高雄市は感染対策を継続すると説明した。高雄市では、市内35の区・里の首長、ボランティアを動員して、デング熱を媒介する蚊の繁殖源の排除を強化する。台南市は、感染撲滅の段階に入っており、これまでの成果が保たれるよう努力する。
今年の夏に入ってからのデング熱感染者は全体で3万2707人で、台南市が2万2284人、高雄市が9824人、南部・屏東県が193人、その他の県・市では他の県や市で感染した人が散見されるにとどまっている。
11日にはデング熱が原因と見られる死亡例が1件増えており、これまでにデング熱で死亡したのは150人、デング熱による死亡の疑いがあるケースが24人となっている。現在集中治療室で治療を受けているのは39人。