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キリバス大統領、RTIで気候変動重視訴え

  • 11 November, 2015
  • Editor
キリバス大統領、RTIで気候変動重視訴え
気候変動重視を

南太平洋における国交樹立国、キリバス共和国のアノテ・トン大統領が11日、中央放送局の独占インタビューを受け、気候変動問題への重視を訴えた。

キリバス共和国はサンゴ礁でできた島国で、豊かな自然に恵まれているが、近年の世界の気候変動、温暖化による海面上昇のため、2050年にも水没する可能性が伝えられている。

トン大統領は、インタビューの中で、2004年から世界各国に向け、気候変動の問題を重視するよう呼びかけてきたが、まだ一致団結してこの問題に立ち向かえているとはいえないと指摘した。

トン大統領は、また「今年から、南太平洋の島国は超大型のサイクロンに襲われるようになった。かつてはこのようなサイクロンの脅威はなかった。これは新たな気象現象だ。これまで島に住めたのはこうしたサイクロンの脅威がなかったからだが、状況が変わってしまった」と強調した。

トン大統領はさらに、海面上昇の対策として、「キリバスは既に900万ドルでフィジーの土地を購入し、集団で移住する準備をしている」と説明した。

トン大統領は、11月30日からフランスのパリで行われる国連の第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)に参加することを明らかにし、「世界各国が、気候変動に対応する具体的な行動を取って欲しい」と呼びかけた。

中華民国とキリバスは2003年に国交を樹立。両国は教育、衛生、再生エネルギーなどの面で協力している。トン大統領はかつて離島の澎湖の低炭素施設を参観、台湾の温室効果ガス排出削減に対する努力を賞賛し、台湾が提供したソーラー発電を利用したライトについて、キリバスのエネルギー発展に大きく貢献していると感謝した。

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